我慢し過ぎ?
娘(小1)は負けず嫌いで家では言いたい放題です。そんな娘が学校では「とても穏やかで優しい」と先生に評価されています。親としては嬉しい反面、必要以上に学校では我慢しているのでは?と心配です。
家ではわがまま放題でも学校では我慢することを知っているのであれば、ひとまず安心です。
それでも娘さんが「我慢し過ぎなのでは?」と心配であれば、普段娘さんとの会話の中でお母さんは「何を誉めているか」を見直すことです。
例えば、娘さんが「友達の話を聞いている」と言った時です。
「それは偉いね」と聞いていることだけを誉めているとしたら娘さんは「自分の話はしてはダメなんだ」と誤解し、我慢する可能性があります。これは我慢し過ぎの状態に繋がります。
しかし、「自分の話だけするのではなくお友達の話も聞けているのは偉いね。」と自分も話し、友達の話も聞けることを誉めているとしたら娘さんは人と会話することの基本を身に付けています。
たとえ娘さんが我慢していたとしても、お母さんが友達の話を聞いている時に「何を考えていたの?」とか「その時どんな気持ちだった?」と、その時の状況を丁寧に聞いてくれたら、それは我慢していたのではなく自分の判断で黙っていたことに気づきます。
このように普段の会話の中から一つひとつ安心出来る心の成長を見つけていくことの方が大事です。