トイレトレーニング

子どもにとってトイレトレーニングはこれまでの排泄習慣を急に変えるわけですから大変な学習をすることになります。
怒られたり、責められたりばかりしていたら“やる気”を失います。たくさん誉めて“やる気”にさせることが成功への鍵です。

トイレトレーニングを始める年齢や時期は子どもの成長や親の都合によって一律ではありません。が、子どもと親それぞれの条件が整えばいつでも始められます。

まず子どもの条件としては
①歩けること(数歩でも)
②話ができること(お母さんの話していることがわかる)
③快・不快がわかること(オシッコ出た、気持ち悪い等)

親の心構えとしては
①オムツを外す覚悟をすること(1日に何回も声かけをし、誉めるところを探す)
②怒らないこと(優しく、おおらかな気持ちで教える)
③子どもをよく観察すること(どんな時、どのタイミングで排泄するのか、その時の表情は?)
お互いの準備が揃ったところでトレーニングパンツ(子どもが1日にするオシッコの回数分)を用意します。そしてあまり外出や長期旅行等をしない時期を見計らい天候の良い時にパンツに履き替えさせます。

トレーニングを開始した時はお漏らしばかりですがめげずに誉めましょう。
「オシッコ出た!」と教えてくれた時、
「お母さんに教えてくれたの偉いね~。また教えてね」それを繰り返しながら
今度はトイレ直前で出てしまった時、「トイレですることわかっていたの偉いね~」「もう少し早かったら間に合ったよ。また頑張ろうね」
便器まで座ったが用は足せなかった時、「上手に座れてすごいね。また座ってみようね」と、子どもが頑張ってやる気になっている姿勢をちょっとでも見つけ出し誉め、励ましてください。
誉めている時のお母さんはきっと優しい笑顔になっているはずです。その「笑顔」を見て子どもはまた頑張ります。

1日に何度も誉められるトイレトレーニングは子どもの「やる気」を育てる絶好のチャンスです。

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