水慣れ

待ちに待った夏休み到来!
この機会に親は「泳げるようになって欲しい」と願い、子どもを海や川やプールへと誘います。

その際、上手に水慣れが出来ていれば泳ぎ出すことも簡単です。反対に水慣れが出来ていない状態では恐怖心だけが募り水嫌いになってしまう恐れもあります。

最初の水慣れが肝心です。

家のお風呂は顔を洗ったり、シャワーをかけ合ったり、お湯の中でブクブクパッーと息を吐いたり、オモチャで遊んだり、自然に水慣れが出来ていく絶好の場所です。

それでも大プールに入る時は細心の注意が必要です。子どもの不安を少しでも減らすために親が抱っこして入るのが安全です。
抱っこしながら歩いたり、ジャンプしたり、ぐるぐる回ったり、お母さん(お父さん)と一緒だから大丈夫という安心感を充分子どもに持たせることが大事です。安易に手離すことは子どもの不安を増すだけで危険です。子どもは安心だと思えたら自ら離れていきます。その時間、その期間は各々の子どもによって違います。それまでは何度でもゆっくり付き合ってあげましょう。

子どもにとって水の中は陸上と異なり呼吸が普通に出来ない恐怖やふわふわ浮遊して足がつかない不安定さ等、大人がすっかり忘れてしまっている不安でいっぱいです。

浮き輪に任せて親が離れることは一番危険です。

泳ぐことだけではなく水の事故から身を守るためにも丁寧に時間をかけて水に慣れ親しんでおくことは大切です。

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