『ひとりでもいられる』
小1の娘が「今日は誰とも遊ばなかった」と学校から帰って来ました。つい心配になって「何で?」と問い返したのですがもっと良い言い方はありますか。
小学校に入ったばかりの子ども達は人との関係づくりがお母さんのように上手ではありません。みんな練習中です。自分の判断が良いのか悪いのか不安です。
家に帰って早くお母さんに聞いてもらいたい。お母さんに「大丈夫よ」と認めてもらいたい。そして安心したい。そんな思いで娘さんは話をしたのではないでしょうか。
こんな時、お母さんは先々を心配せず、我が子が決めたことを、「あぁ、そうなの」としっかりうけとめて欲しいのです。それだけでじゅうぶんです。そしてそれは自分で決めたという小さな自信にもつながります。
「友達がいないのでは?」とか「遊んでもらえないのでは?」「ひとりぼっちなのでは?」とお母さんが心配で不安になってしまうと否定的な問い返しにしかなりません。それはお母さんの先走りです。
子どもは、誰にも邪魔されず一人で好きな事に集中して遊ぶ楽しさを知っています。まさに創造性にあふれてわくわくしている時です。ひとりで十分満足して遊べたらその楽しさを友達とも一緒にやりたいと仲間を求めて行きます。
この大切な子どもの一段いちだんをゆっくり見守ってあげてください。
いつも読ませて頂いています。
以前教えて頂いたのに忘れていたことなど再確認する有難い場となっています。
先日3年生の子が今日は休み時間1人でつまらなかったと言っていました。話を聞くと仲間外れにされている訳ではなく、どの遊びも余り興味が持てず1人でいた様です。
1人で好きな遊びをしていてもいいし、1人はつまらないなら興味が無い遊びでも参加してみる、または自分からやりたいことを提案する、学校では家での様にいつも自分の事を気にかけてもらえるわけではないから自分から行動しないとと言う話をしました。
それからは自分から声をかけて楽しく遊んでいるようです。
まだまだ親子共に学ぶ事がたくさんですね。
学んだ事を思い出し、子どもの話をしっかり受け止めたお母さん、頼もしくなりましたね。お子さんといいコミュニケーションができているようで嬉しいです。