マスク
息子が小学校に入学しました。4月からマスク使用は各家庭に任されたので息子にはマスクをさせたくないと思っています。しかし、ほとんどの子ども達がマスクをしています。
息子にはどのように話をしたら良いのでしょう。
これから社会で生きていくための知識や社会性を学ぶ第一歩ですね。
まさにマスク問題は親子で考える良い機会です。
マスクを外すか外さないかは親が「マスクはしなくていい」とか「自分で決めなさい」とか簡単に決めつけないことです。
先ず、本人が不安を感じているか、疑問を持っているか等、子どもの気持ちを聞いてみることです。
それからマスクを外す人、外さない人の立場を一緒に考えてみましょう。
例えば、外したい人はどういう気持ちなのか想像してみます。「息苦しいから」とか「友達の顔を見て話したいから」とか。
また、外したくない人はどういう考えなのか。
「コロナに感染したくない」とか「一度罹って辛かったから二度と罹りたくない」とか「顔を見られるのが恥ずかしい」など。
それぞれの人の状況を考えてみることです。
相手を理解することで自分の行動にも一定の判断基準が生まれます。
親から言われてマスクを外すのと他の人の行動を理解して自ら外すのとでは大きな違いがあります。
マスクに限らず大多数の意見と少数の意見がある場合にはどちらの意見も考えてみようとする姿勢が大切です。