友達の悪口
娘は高校生になり新しい生活が始まりました。部活、友達と毎日楽しそうです。その日々の中で増えてきたのが友達の悪口です。最初はグチと思い、ただ聞いてましたが段々嫌な気持ちになってきました。もっと上手く聞いてあげたいのですが…
お母さんが一生懸命聞いた結果、嫌な気持ちになってしまうのは勿体ないことです。
娘さんの悪口を思春期の成長と捉え、戸惑わず聞けるといいですね。
今、娘さんだけではなく周りのみんなが自分の居場所獲得のために右往左往しています。たまたま隣に座った人達同士がお互いのことを知って仲間を作ろうとしています。
自分の言いたい事は全て伝えられず、勝手に思い込んだり、想像したり、誤解と遠慮を繰り返しながら不安定な関係の中にいます。
娘さんは協調性を大事にして自分の主張を抑えているようです。その結果、家に帰って来てお母さんに遠慮なく吐き出しているのでしょう。
そんな時、お母さんの一言が歯止めになります。
「お友達に何か言いたかったの?」と問いかけるのです。
その場で言えなかった友達への気持ちや伝えたい事を思い出すはずです。そして、その事を言えなかった自分が友達に遠慮していることにも気づけるでしょう。
伝えきれない気持ちが多ければ多いほど、友達との距離が近ければ近いほど、悪口になってしまう娘さん。
お母さんとの会話を通して自分の探し物を見つけられたらいいですね。