励ます

中2の息子です。ゲームに夢中になり、食事の時間になっても止めません。なんと言ったら良いのでしょう。

この年齢になったら食事の時間には止めなければならないと解っています。しかし、自分一人ではなかなか気持ちの切り替えが難しそうですね。

「止めよう」と思う気持ちと「やりたい」気持ちが葛藤している状態です。そんな時は「止めよう」としている気持ちの後押しが必要です。
この場合はまず
①責めない、怒らない。

頭ごなしに「やめなさ-い!」と怒鳴られたら子どもは当然反発して「止める」気持ちにはなりません。ので
②気持ちを受け止める。

今、夢中になって止められない気持ちに寄り添い「楽しそうだね~」「面白そうね」と声をかけます。受け止めるのは「やりたい」という気持ちだけでこのままゲームを続けても良いと認めるわけではありません。そして次に
③促す

子どもは責められていないので親に安心感を持ち、気持ちを切り替え易くなります。ここで正しい選択を促します。「残念だけど止める時間だよ」と腹を立てずに毅然と言えることが大事です。止められたら「自分で止めようと思ったこと」「自分の気持ちをコントロール出来た事」を誉めてください。それでも止められない時は
④励ます

思春期は親の信頼を子どもに示すことが大切です。これまでに本人が出来た事を思い出して言葉にします。
「あなたは時間が守れるね」「約束が守れる人だよ」と信頼を言葉にして励まします。

子どもが困難に出会っている時は心の中で葛藤が起きています。それを乗り越えるためにはちょっとした勇気が必要です。それを押してあげるのは親の励ましの言葉です。

日々、子どもが頑張って出来てきた事をしっかり覚えていますか?誉める材料はいっぱいあるはずです。

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