母の対応
2才の娘が自分のスプーンですくった食べ物を「おかあさんハーイ」と言って私に食べさせようと何度も持って来てくれます。今、コロナ禍で家族の食器でさえも別々にしている状態なのにスプーンのやり取りは危険かなと思います。上手に断りたいのですが・・。
大人はこのコロナ禍でどのように生活したら良いかを判断できますが2才の娘さんに教え理解させることは難しいことです。娘さんと同じスプーンを使うことで「もしも?」感染をさせたらと心配しているお母さんの気持ちはよくわかります。
何も知らない子どもはただお母さんの「お世話をしてあげたい」とか「お世話したいな」という純粋な思いで食べ物を持って来るとしたら・・?
「もういらない」とか「食べられないよ」と素っ気なく断ることは少し可哀想ですね。
子どもは子どもなりに何か役目を持つことで、お母さんに興味を示して欲しいのです。
「お母さんはいっぱい食べたよ。おいしかった!でも〇〇ちゃんが食べてくれるほうがお母さんはもっと嬉しいよ」と子どもの行為を素直に受けながらお母さんとしての願いも伝えてあげるといいですね。
娘さんは自分の役割を十分果たせた思いで満足感を持ちます。そして、今度はお母さんの気持ちに応えようと笑顔で自分の口にスプーンを運ぶことでしょう。