男の子だから
子育てをしているお父さん達の中には「男の子だから泣いちゃダメ」と言われて育ってきた人も少なからずいるでしょう。
どうして「泣いちゃダメ」だったのか親の真意を想像してみましょう。
多かれ少なかれ親は子どもに何かしら願いや期待を込めて育てています。男の子は強く、逞しく、と願ったとしたら泣いている姿は頼りなく、情けなく、弱々しく見えてしまうのは当たり前です。
その結果、咄嗟に「男の子だから・・」という安易な言い方で自分の思い描くイメージだけを伝えてしまったのかもしれません。
本当に伝えなければならないのは「泣いていてもわからないよ」ということです。それを聞いて本人が泣き止み、話をするまでゆっくり待ってあげることは「男の子」にも「女の子」にも同じように出来るはずです。
男女問わず、大切な事を伝えるには自分の思いをしっかり吟味して、適切な言葉を選び、丁寧な言い方が必要です。