送る、送らない
最近、親子間の会話で気になることがあります。
子どもが遅刻しそうになった時の「学校に送る、送らない」問題です。
子どもは当たり前のように「遅れるから送って!」と叫びます。
親は「送りません」といつもの口調で伝えられたらいいのです。
しかし、少しでも 「自己責任です」という責める気持ちが働いてしまうと平常心ではいられません。つい厳しい口調になってしまいます。
そうすると子どもは「意地悪で送ってくれない」と誤解します。それから先は気分の悪い朝になってしまいます。
確かに親の考えは正論です。
しかし、わかっていてもまだ完璧に出来ない成長段階の子どもには正論を振りかざすよりも親が「送らない理由と送る理由」を明確に伝えることの方が大事です。
そして、親自身が揺るがないことです。