2025年あけましておめでとうございます

今年、開塾20年を迎えるので当時のお母さん、お子さんの姿とその後の様子を本人の話を元に少し書いてみたいと思います。

忙しい朝、子育て塾に通って来る道々、歩道に座り込み「抱っこ!抱っこ!」と叫び続ける我が子を目の前に、ただただ立ち止まり「どうしたらいいものか?」と途方に暮れた幼児期。

講座に参加してみて「私だけではない」という安心感が持てて、日々の不安な気持ちを語ることが出来ました。

そんな時は焦らず「そう~抱っこしたいね。でも、ここまで歩いてきたよ。凄いね~!もう少し。あそこの角まで頑張って欲しい。」と子どもの気持ちを受け止めながら、出来てきたことは誉め、これから先のことはお母さんに協力して欲しいと粘り強くお願いすること。と知り、頑張りました。

その娘も今は思春期真っ只中。強い意志は変わりなく親の心配をよそに自分の希望する高校へ入学しました。
高校生活の中で起きる出来事は思いどおりにならないことばかり。日々葛藤し、悩み、怒りながら一つひとつにドタバタしながらも真正面から向き合っています。

その姿をじっと見守るしかない私は娘の「やり抜く強さ」を認めながらも時々「えっ?どうして!」とつい娘を非難したくなります。

そんな時、私は幼児期に培った経験を思い出します。「そうか~。そうなんだ」と娘の話にじっと耳を傾け我慢強く愚痴を聞き、最後に「あなたはどうするの?」と自分で決断する時を待つように心がけています。

親は「諦めない」「我慢する」「継続する」そのすべてに凄い「力」を持っています。

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