学校に行きたくない
子どもから、「学校に行きたくない」と言われたのですが、どう対応すればよいのでしょうか。
大多数のお母さんは「えっ?どうして」と理由を聞きたくなるでしょう。そこからお母さんが聞きたいことだけを子どもにどんどん質問していきます。このような聞き方をしていたら子どもの気持ちは前向きにはならないでしょうね。お母さんがしなければならないことは「今、行きたくない子どもの気持ち」に寄り添うことです。まずはお母さんが動揺せずど~んと腰を据えて「行きたくない気持ち」に共感して欲しいのです。「そうか、行きたくないんだ」と。そうするとお母さんにわかってもらえた感じがして「行きたくない気持ち」が少し変化します。そこで「朝一人で起きてきたこと」「洋服を自分で着たこと」「朝ご飯を食べたこと」すべて学校に行こうとするために頑張ってやったことを意識させることが大事です。お母さんに具体的に誉められ、励まされたらきっと前向きになるはずですよ。
そこで最後の決断を子どもに問いかけてみてください。優しく「今日はどうする?」と。きっとお母さんから誉められ励ませれた子どもは
勇気ある選択をすることでしょう。