すれ違い

親と子どもの会話はちょっとした言葉の使い方からすれ違います。

例えば、習い事をしている子どもが「もっと上手になりたい」と言っただけですれ違いは起きます。

子どもは「無理のない範囲で少し頑張る」という程度の話をしているのに対して親は「今より頑張るためにはもっと無理をしなければならない」と思い違いをしてしまいます。

この思い違いに気づかないまま会話が進んでいくと親は「今でも大変な状況なのにこれ以上無理な事は出来ない」と子どもの「上手になりたい」という気持ちを削いでしまいます。

このように小さなすれ違いの会話を続けていると前向きにはなれません。

子どもの言っていることを応援するにはその内容について「もっと詳しく聞かせて欲しい」と積極的に問い返し、お互いの思いをすり合わせることです。そうすれば、望みに添った励ましが出来ます。

「すれ違い」のない会話は気持ちの良い会話です。
それは相手の気持ちを大切に思うからです。

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