大人にする

娘を大人にしようと頭ではわかっています。が、ついつい手を出してしまいます。失敗させたくないという思いを切り離すことが難しいです。

子どもが自分で洋服を着れるようになるためには繰り返し繰り返しの練習が必要です。それでも上手く着れず何度も失敗をします。やる気を無くします。

そんな時、お母さんの優しい一言に励まされ、頑張る気持ちを取り戻し、一人で着る努力をします。そして洋服が着れた時、子どもは失敗して挫けた気持ち以上の達成感を得ます。

お母さんが安易に手を出している限り、このような達成感は得られません。子どもを誉める機会も少なくなります。

「失敗させたくない」という消極的な思いで手を出すよりは「再チャレンジの機会を得た」という積極的な思いで見守ることのほうが大事です。

そうすれば、子ども自身にさせることは失敗も含め全て良い経験と捉えることが出来ます。予期せぬ出来事も動揺せず見守れます。

その時の前向きな対応一つひとつが大人にするための関わりです。

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