ながらスマホ
子どもにスマホを与える基準はそれぞれの親の考え方です。
スマホを買ってもらって嬉しい子どもは最初、親の決めたルールを従順に守ります。
しかし、徐々に決めた通りだけではなく親の想像範囲を越えて使い始めます。
例えば、食事中のスマホ使用です。お母さんはご飯を食べながらスマホを見るなんて思ってもいません。
「スマホなんか見てないでちゃんとご飯食べなさい!」と注意します。
子どもは頭ごなしに注意されるので気分が悪くなり、反抗的な態度で屁理屈を言い出します。そうなるとお母さんは感情的に怒ってしまいスマホを与えた事を後悔します。
楽しいはずの食卓は台無しです。
夢中になっている子どもの行いを非難するよりも自分が作ったご飯を「食べて欲しい」と積極的に熱弁することの方がお母さん自身も気持ちがいいはずです。
結果、自然とスマホから目が離れます。
「今日の献立はお好み焼きです。いつもは目分量だけど今日は美味しく作ろうと思って袋に書いてあるとおりに計ってみたの。キャベツも分量どおりに刻んだし。
卵も後からザックリ混ぜてふんわり出来るように作ってみたの。お味はどうかな?」
スマホを与える親には責任があります。
子どもがスマホを上手く使えるようになるためには知恵を絞り、その都度話し合い、納得のいくルールになるよう修正を重ねることが大切です。