伝え方

中1の息子に「使ったお皿は洗っておいて欲しい」と頼むと「今やるよ!!わかってるよー!」と強い口調で返されます。その度に、もっと穏やかに話せないものかと悲しい気持ちになってしまいます。

思春期の息子さんは自分の言った言葉でお母さんがそんなに悲しい思いをしているとは気づかないでしょうね。
まだまだ、お母さんに甘えて怒鳴っているように思えます。

お母さんはあなたと怒鳴らないで普通の会話がしたいということを上手に伝えなければなりません。

その時にはちょっとしたコツが必要です。
伝える大事なポイントは2つです。
それは、その時の自分の
①気持ち
②その気持ちの理由

を明確に伝えることです。
例えば、「お母さんはあなたが強い口調で返してくると①嫌だなぁと思うの。②そんなに怒鳴ることでもないと思うからお父さんに話するようにお母さんにも話して欲しい」と。
こう伝えられた息子さんはお母さんの気持ちも理解できるし、自分が自覚なく怒鳴っていることにも気付くでしょう。
そして同時に穏やかな話し方をお母さんから学びます。

また、お皿を洗って欲しいのであれば「お母さんはあなたがお皿を洗わないで置いておくと①イラッとするの②まな板を洗うのに邪魔だなぁと思うから洗っておいて欲しい」と。
やって欲しい事をシンプルに伝えたなら次からは素直に洗う気持ちになってくれるでしょう。

お母さんが分かりやすい話し方をしていると子ども自然にその言い方を真似ていきます。

日頃からこの2つのコツを上手に使って言い残しのないような気持ちの良い会話を心がけてください。

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