いやいや期
2才の娘ですが最近、何を言っても「イヤ!と言う言葉ばかり。
困ってしまいます。
これまでお母さんが沢山の事を娘さんに教えてきた結果、少しずついろいろな事が自分で出来るようになってきたのですね。それは嬉しいことです。とは言え、まだ一人で完璧に出来るわけではなく練習途中にあることを理解しておかなければなりません。
子どもは何でも自分でやることが楽しく、お母さんが促す事には全て積極的に取り組みます。出来たらお母さんが誉めてくれる、それが嬉しくてまた頑張ります。しかし、それが当たり前に出来るようになってくると今までのようにはお母さんも手助けをしてくれません。当然、誉めてもらえる回数も減ってきます。そうなると頑張ろうとする気持ちよりむしろ自分一人でやることの面倒くささを感じはじめてきます。
「いやいや期」はちょっとお母さんの気を引きたいそんな時期なのでしょうか?
すべて「イヤ!」と言ってお母さんの反応を試しているとしたら可愛い抵抗です。大人が考えるような反抗の意味合いではありません。
子どもの「イヤ!」は「ちょっと待ってー」とか「今はやりたくな~い」とか「このままでいたい」「わかってほしい」という気持ちを訴えていると考えてみてください。そうすると理屈で説得することではなく「嫌」という言葉に目くじらを立てず、冷静にやりたくない気持ちだけを素直に受け止め、次の行動につなげてあげる姿勢が大切です。
例えば、お母さんが子どもに「寝なさ~い」と声かけたら「イヤ!」と返ってきました。そんな時には「そう、まだ起きていたいのね」と寝たくない気持ちを一旦、受け止めてあげてから「でもね~もう寝る時間だよ。お母さん〇〇ちゃんと一緒に寝たいな」とお母さんからの積極的な気持ちを伝え導きます。「ギュッ!」と抱きしめてあげながら囁くのもいいですよ。お母さんの愛情を一心に受ける最高の時です。気持ち良く眠れたら
きっと次の日は「イヤ!」の回数が減っているはずです。