記憶
親は子どもの得手不得手を印象的な出来事と共に記憶していきます。その記憶が変わらぬまま固定されてしまうと子どもの成長が見え難くなります。
例えば、親が「うちの子は人前に出るのが苦手」と、一瞬の出来事を記憶したとします。
成長して中学生になった子どもが「今年は軽音楽部の発表会に出ることにした」と親に伝えたとします。
一瞬の記憶に縛られている親は「あなたは人前が苦手だから止めた方がいい。失敗したら大変・・」と心配な気持ちだけを伝えます。
そうすると子どもは不安な気持ちになり、やる気を削がれてしまいます。
一方、一瞬の記憶に縛られず、日々頑張っている子どもの姿を見ている親は「毎日あんなに練習していたんだから大丈夫。頑張って!」と褒めて励まします。
そうすると子どもは安心して自信を持って決めた事に取り組めます。
子どもは親の記憶をはるかに超えて成長していきます。
親はその瞬間に驚きを感じ、子どもの時々を応援する柔軟さを持ち続けていくことです。

